Q&A

 静岡サイエンススクールについて分からないことがあるのですが。

 このホームページの「静岡サイエンススクールに連絡する」を見てください。そこに、ご質問やお問い合わせの内容を打ち込んで送信してください。折り返し、個別にご連絡します。また、一般性のあるご質問は、このQ&Aのコーナーで取り上げます。

 

 静岡サイエンススクールはどこが運営しているのですか?

 静岡サイエンススクールは、日本科学技術振興財団(JST)の「未来の科学者養成講座」の委託事業で、国立大学法人静岡大学の理学部(http://www.shizuoka.ac.jp/%7Erigaku/)が実施組織です。運営の主体は、理学部の静岡サイエンススクール運営委員会です。

 

 未来の科学者養成講座ってなんですか?

 「未来の科学者養成講座」(http://rikai.jst.go.jp/miraisci/)は日本科学技術振興財団(JST)の事業の一つで、、卓越した児童生徒の能力をさらに伸ばし、質の高い科学者の卵を育成することが目的です。大学や高等専門学校に対し、理科・数学に関して卓越した意欲・能力を有する児童生徒に向けた高度で発展的な学習環境を継続的に提供する取組を支援しています。

 

 静岡サイエンススクールに申し込みをしたいのですが。

 このホームページの「静岡サイエンススクールに応募する」を見てください。そこに、募集要項が掲載してあります。また、申込書をダウンロードできるようにしてあります。募集要項をよく読んでから、申込書に記入してください。ご応募、お待ちしています。

 

 申込書の欄が狭くて書ききれないのですが。

 早速のお申込のご検討、ありがとうございます。基本的には、枠内に収めて欲しいのですが、どうしても書ききれないのなら、別紙を足していただいても結構です。

 

 遠隔地からの参加には交通費の補助が出ると聞きましたが。

 最寄り駅から静岡駅まで、JRで往復100km以上の場合が該当しますが、100kmまでの運賃を超す分が補助の対象になります。私鉄を乗り継ぐ場合は、私鉄も含めた距離(運賃)が対象になります。どの程度まで補助できるかは、申請者の人数によって左右されます。

 

 経済的に困難な場合には、交通費は全額補助されるそうですね。

 はい、そうです。経済的に困難な場合というのは、中学生であれば就学援助を受けていること、高校生であれば諸会費の免除を受けていることとします。それぞれ、その証明書が必要です(受講がきまってから)。

 

 交通費で補助される分は、どのようにして支払われるのですか?

 銀行口座に振り込みます。

 

 マイカーでの通学は可能ですか?

 基本的には公共交通機関での来校をお願いしております。

 

 昼食はでますか?

 でません。大学の食堂は、基本的に土日祝日は休業です。近くにコンビニもありません。午前と午後にまたがる時には、弁当を持参してください。

 

 受講するのに、費用はかかりますか?

 受講料は無料です。これは日本科学技術振興財団(JST)からの委託事業で、十分な予算がついているからです。ただし、来学までの交通費と弁当代は自前です。

 

 受講中にけがをしたら?

 受講中の実験などには、こちらも十分気をつけて、安全第一としています。万一、けがをした場合は、最寄りの救急病院(直近は済生会病院)で診察してもらうように手配します。また、そのような場合に備えて保険に加入してもらいます(費用はこちら持ちです)。

 

 白衣やゴーグルの準備は必要ですか?

 必要ありません。白衣もゴーグルもこちらで用意します。安全のため、これらを着用してもらうことが必要な場合もあります。実験によってはラテックス製の手袋などを着用してもらうかも知れません(それもこちらで用意します)。

 

 現在中2の生徒です。ステップ1に応募しようと思うのですが、来年は中3で受験勉強のため、ステップ2を受講する余裕がありません。どうしたらいいですか?

 特別な理由があるときは、1年間休んでから、次のステップに応募することが可能です。ですから、中3でお休みして、高1でステップ2を受講してください。

 

 小学6年生です。理科にとても興味があって、まわりの大人も、是非にと受講を勧めてくれました。でも、中学生にならないと、受講は認めてもらえませんか?

 基本的には、応募要項に書いてあるとおりです。ただし、この事業の目的は、意欲と才能にすぐれる生徒を対象にしているので、小学生でもその資質があると認められる場合は、特別枠での受講を認めようと思います。審査基準は甘くしませんが、意欲があるのなら、まずは応募してみてください。

 

 ステップ3の開催日がかいてありませんが、いつ行うのですか?

 基本的には、土日祝日や夏休みと冬休みに行います。全体で10日間程度と長いので、受講が決まってから、受講者と担当教員で相談の上、お互いに都合の良い日を決めるつもりです。

 

 ステップ3の応募の時に、第一志望から第三志望までありますが、第一志望以外はとりたくありません。

 第一志望のみを書いてもらって結構です。第二希望や第三希望を書いてあると、一つのテーマに多くの希望者が集まった場合に、そちらに振り分けることができます。

 

 ステップ3では、オリジナルな研究ができるのですか?

 テーマによっても異なりますが、なるべくオリジナルな内容を含むように設定します。もし良い結果が得られたら、学会など専門家が集まる研究会で発表することも夢ではありません。

 

 化学オリンピックに参加したいのですが、なにかアドバイスはもらえますか?

 化学オリンピックの対象は高校生ですが、その内容は日本の大学レベルにまで及んでいます。化学オリンピックに参加したいという受講者がいれば、化学科の教員による指導と助言を受けることができます。また、化学オリンピックに限らず、数学、物理、生物、地学についても対応が可能です。

 

 ステップごとのサイエンスワークショップの他にも、いくつか共通のプログラムがありますね。これらすべてに出席しなければなりませんか?

 はい、そうです。すべてのプログラムへの出席を原則とします。共通プログラムには、二回のサイエンススペシャルレクチャーがあります。一流科学者が、研究の内容や科学者になったきっかけ、科学者としての心構え、発見をしたエピソードなど、将来科学者になるためのヒントを話します。キャリアデザインワークショップは、第一線で活躍中の若手研究者(あるいは科学の発展を支える技術者や教育者・サイエンスコミュニケーターなど)との交流会です。研究生活のことや、研究をしていて嬉しかったことなどをざっくばらんに話してもらいます。質問なども気軽にできる、科学者との交流の場です。これらは、将来たいへん参考になる企画です。保護者や学校の先生方も、是非、聴講ください。

 

 来年度(2011年度)の募集はどうなっていますか?

 来年度(2011年度)は、ステップ1を一般募集します。募集の時期は未定ですが、今年より早めに行うことになりそうです。なお、ステップ2については、今年のステップ1の受講者の中から、ステップ3については、今年のステップ2の受講者の中から応募します。

 

 来年度(2011年度)の予定はどうなっていますか?

 基本的に今年度(2010年度)と同じです。サイエンスカフェとサイエンスワークショップの回数は増やす方向で検討していて、ステップ1では4回、ステップ2では8回になる予定です。

 

 来年(2011年度)にステップ1を受講したいのですが、なにか予備的な催しはありますか?

 はい、あります。プレ・サイエンスワークショップを2回、開催します。1回目は、2010年10月2日 (土)に浜松科学館で、2回目は2010年11月21日(日)に静岡大学(大谷キャンパス)で行います。各会場では、3つのブースを用意してあり、そこで体験実験を受けることができます。対象学年は、小学校高学年から中学生までです。静岡サイエンススクールについての説明会もあるので、是非、ご参加ください。なお、予約は要りません。

 

 サイエンスキッズ実験教室というのは何ですか?

 サイエンスキッズ実験教室は、プレ・サイエンスワークショップとおなじような催しですが、より少しやさしめの内容です。対象学年も、小学生低学年からです。多くの児童に、サイエンスに興味を持ってもらうことを目的にして、将来は静岡サイエンススクールを目指して欲しいと思います。こちらも開催は2回。1回目は、2010年8月29日(土)に沼津市民文化センターで、2回目は2010年11月20日(土)に静岡大学(大谷キャンパス)で行います。各会場では、2、3のブースを用意してあり、そこで体験実験をします。子どもと一緒に、保護者の方も楽しめるような内容を考えています。ご家族でおいでください。予約は要りません。