静岡サイエンススクール「サイエンス・オータムプログラム2015」
2015年11月15(日)に、静岡サイエンススクール2015秋期特別企画として「サイエンス・オータムプログラム2015」を実施します。
理科や数学が大好き、実験や観察がとても楽しい、将来は科学者になるのが夢、そういう方はぜひ参加下さい。
サイエンス・オータムプログラム2015では、2つのプログラム (1) プレ・サイエンスワークショップ(11/15 AM) ; (2) キャリアデザインワークショップ(11/15 PM) を用意しました。事前申込不要で全てに参加できます。
日 時:
2015年11月15日(日) 10:00-12:00 プレ・サイエンスワークショップ
2015年11月15日(日) 13:00-16:00 キャリアデザインワークショップ
会 場:
静岡大学静岡キャンパス(理学部A棟A209,A208・B棟B203,B211)
(〒422-8529 静岡市駿河区大谷836)
プログラム概要:
(1)プレ・サイエンスワークショップ:11月15日(日)10:00-12:00
やややさしい内容の科学教室です。実際に簡単な実験・観察・考察を体験することで自然科学に興味を持ってもらうことがねらいです。11月15日(日)の10:00〜12:00を予定しています。いくつかのブースを廻ってもらいます。ブース当たりの所要時間は20分から30分程度です。定員は80人。小学校5年生でも理解できる程度の内容ですが、大人でも楽しめます。中高生や保護者・学校関係者の参加も歓迎します。
「数学パズル(虫喰い算)」
(依岡輝幸 静岡大学理学部数学科)
小学生・中学生からおとなまで楽しめる算数・数学の問題を用意しました。
解けたら検定証書を発行します。親子でレッツ トライ!
「音や光の実験」
(嶋田大介 静岡大学理学部物理学科)
音の共鳴実験、超指向性スピーカー・骨伝導スピーカーの実験、光の回折・
赤外線を見る実験・紫外線を使って物を見る実験など。
「ブロッコリーから遺伝子を取り出してみよう」
(瓜谷眞裕 静岡大学理学部化学科)
遺伝子は、親から子へ性質や特徴を伝える大事なもので、「生命の設計図」
とも言われます。この遺伝子(DNA)ブロッコリーから取り出して観察する体
験実験を行います。
「味覚ふしぎ体験」
(竹内浩昭 静岡大学理学部生物科学科)
超すっぱいはずの100%レモンジュースが甘味タップリ飲料に、砂糖が砂粒に、
チョコレートが粘土に変わる味覚ふしぎ体験。
「大学院学生プロデュースの科学実験」
「利きシロップ体験」
(山本彩奈 静岡大学大学院総合科学技術研究科理学専攻生物科学コース)
多くの動物には視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感が備わっており、ヒトで
は情報の8割を視覚から得ていると言われていますが、視覚からの情報が全てで
はありません。今回は利きシロップを通して、様々な感覚を通して人間が生活し
ていることを実感してもらいます。
「細胞の形はどう変わるの?:身近な浸透圧の世界を探ってみよう」
(吉井亮裕 静岡大学大学院総合科学技術研究科理学専攻生物科学コース)
細胞は、日々周りの環境によって変化しています。この実験では、一番身近に
感じられる水分との関係を明らかにし、日常との関連を考えます。
「身近なものから分かる生物の多様性:チリモンを見つけ出せ」
(尾関秀哉 静岡大学大学院総合科学技術研究科理学専攻地球科学コース)
工場で乾燥させたばかりの「ちりめんじゃこ」の中には、「ちりめんじゃこ」
以外の魚やカニやエビの幼生、タコ、タツノオトシゴの仲間などの様々な海の
生物「ちりめんモンスター(チリモン)」が含まれています。「チリモン」を
探して、生物多様性を考えてみましょう。
「金鉱山はどこ? どうやってできる?」
(海野達哉 静岡大学大学院総合科学技術研究科理学専攻地球科学コース)
金は鉱山から採掘されていますが、採掘可能な鉱山を見つけるためにはいくつか
指標があります。鉱床周辺部で見られる特徴的な岩石を交えながら、地面の下にあ
る熱水系を紹介します。
「身の回りの金属はどこからやってくる?」
(平野衛 静岡大学大学院総合科学技術研究科理学専攻地球科学コース)
金属は車や電子部品、装飾品などなど、あらゆる場面で使用されています。普段
使用している金属を手に入れるためにどのくらいの鉱石を採掘しているのか、また、
そこから目的の金属がどの程度手に入るのかを知ってもらうことによって金属の貴
重さに気づいてもらいます。
(2)キャリアデザインワークショップ:11月15日(日)13:00-16:00
知っているようで意外と知らない理系の仕事。理系の仕事とはどのようなものか、どのような楽しさがあるのか、どうしたら理系の仕事に就けるのか、などについて3名の講師に紹介してもらいます。質問の時間もあるので、聞きたいことは何でも聞いてください。定員は80人。中学生および高校生を想定していますが、特に意欲がある方ならどなたでも結構です。保護者・学校関係者の参加も歓迎します。
「病気を知る研究 〜治療法を見つけるために〜」
(鈴木康予 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所)
どうして病気になってしまうのか原因がわからず、また治し方もわからない病気
は「難治性疾患」と呼ばれ、世界中で数千疾患あると言われています。これらの病
気では、発症のメカニズムを明らかにすることによって、治し方のヒントが見つか
ります。病気のメカニズムを知るために行っている私の研究をご紹介するとともに、
大学・大学院で植物の研究をした私が病気の研究を行うまでをお話ししたいと思い
ます。
「何をするにもまず食から」
(竹下温子 静岡大学教育学部)
和食が無形文化遺産に登録されました。登録に関する深い意味を知った上で、祖
先の食を学び、私たちがこれからどのような食生活を送るべきかを考えてみよう。
私は栄養士養成施設校に入って食べることの大事さを知り、さらに運動することの
大事さを知りました。現在予防医学の観点から進めている研究について少し紹介し
ます。
「フィールド科学に国境はない」
(高山浩司 ふじのくに地球環境史ミュージアム)
日本は治安が良いし、食べ物も美味しいし、日本語も通じるし、日本人が研究活
動をする上で割と恵まれた環境です。しかし、研究者は時として研究対象を追い求
め、国境を越えなければなりません。また、真理を探究する科学の世界には、国境
がないのも事実です。地球上で最も分布の広い植物、汎熱帯海流散布植物の研究を
おこなってきた私が、これまでのフィールド調査や研究留学の経験から感じた、国
境を越え研究する苦労と喜びをお話しいたします。
受講料:
無料
参加申込:
事前申込不要
問合せ先:
静岡大学理学部 静岡サイエンススクール運営委員会
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836
TEL: 054-238-3080 FAX: 054-238-6351
E-mail:officeipc.shizuoka.ac.jp
URL:http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/
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