ホーム > 催しもの一覧  >  2015年度版  >  (2015/08/17-21)SSS2015「サイエンス・サマープログラム2015」

静岡サイエンススクール「サイエンス・サマープログラム2015」

 2015年8月17(月)〜21(金)に、静岡サイエンススクール2015夏休み特別企画として「サイエンス・サマープログラム2015」を実施します。
  理科や数学が大好き、実験や観察がとても楽しい、将来は科学者になるのが夢、そういう方は是非ご応募下さい。
  サイエンス・サマープログラム2015では、3つのプログラム (1) サイエンスワークショップ(8/17-20) ; (2) プレ・サイエンスワークショップ(8/21) ; (3) キャリアデザインワークショップ(8/21) を用意しました。どれかひとつ、あるいは全てに応募できます。

日 時:
  2015年8月17日(月) 10:00-16:00 サイエンスワークショップ1
  2015年8月18日(火) 10:00-16:00 サイエンスワークショップ2
  2015年8月19日(水) 10:00-16:00 サイエンスワークショップ3
  2015年8月20日(木) 10:00-16:00 サイエンスワークショップ4
  2015年8月21日(金) 10:00-12:00 プレ・サイエンスワークショップ
  2015年8月21日(金) 13:00-16:00 キャリアデザインワークショップ

会 場:
  静岡大学静岡キャンパス(理学部A棟)
  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836)

プログラム概要,対象学年,募集定員:

(1)サイエンスワークショップ:8月17日(月)から20日(木)までの4日間
  講義と実験がセットになったもので、やや発展的な内容のものです。1日に1つ、4日間で4つのテーマの講座を行います。テーマごとにレポートを提出してもらい、希望者にはコメントをつけて返却します。各テーマの定員は20人で、対象学年は中学校1年生から高校3年生です。テーマは1〜4つの範囲で申し込めますが、受講希望者が多いテーマについては、書類審査で受講生を選抜します。

  8月17日(月) 「植物を見分けて植物の進化を考えてみよう
     (徳岡徹 静岡大学理学部生物科学科)
     花を咲かせる植物はこの地球上におよそ28万種類もあり、
    静岡県には日本の植物の7割に当たる約3500種が生育してい
    ます。この植物の多様性は長い年月をかけて、植物が少しず
    つ進化してきた結果です。この進化の痕跡は今ある植物の特
    徴に残っています。身近な植物を観察してその進化の痕跡を
    見つけ、1つ1つの植物を見分けて(分類して)みましょう。

  8月18日(火) 「地震の波で地下を見る
     (生田領野 静岡大学理学部地球科学科)
     地震はわたしたちの生活を脅かす自然の驚異と捉えられて
    います。しかしその一方で、絶えず起きている中規模の地震
    は、目で見ることのできない地球の内部を照らす「光源」と
    して使われている側面もあります。この講座では、実際に地
    震を発生させて、「光源」をもって見ることのできない地下
    の様子を捉える体験を行ってみましょう。

  8月19日(水) 「ニワトリの発生
     (小池亨 静岡大学理学部生物科学科)
     動物の体はどのようにしてできてくるのだろう?そんな疑
    問に答えようと、ニワトリの卵は古くから観察・実験の材料
    として用いられてきました。身近なもののようで、実はあま
    り見る機会がない卵の中のニワトリ胚。この講座では、短期
    間でダイナミックな変化を見せるニワトリの発生過程を観察
    し、生命の神秘を感じてみましょう。

  8月20日(木) 「物理とは何か?-実験を通じて物理を理解しよう-
     (嶋田大介 静岡大学理学部物理学科)
     高校に入ると理科の科目がいくつかに分かれます。その一
    つが物理学です。物理学には力学、電磁気学、波、原子・分
    子など、いろいろな分野があります。この講座では、物理に
    関する簡単な実験を見てもらって、物理の面白さを知っても
    らうのが目的です。少し難しい内容が含まれていますが、実
    験を目で見て理解を深めていってもらいたいと思います。

(2)プレ・サイエンスワークショップ:8月21日(金)10:00-12:00
   やややさしい内容の科学教室です。実際に簡単な実験・観察・考察を体験することで自然科学に興味を持ってもらうことがねらいです。8月21日(金)の10:00〜12:00を予定しています。いくつかのブースを廻ってもらいます。ブース当たりの所要時間は20分から30分程度です。定員は80人。小学校5年生でも理解できる程度の内容ですが、大人でも楽しめます。中高生や保護者・学校関係者の参加も歓迎します。

  「音や光の実験
     (嶋田大介 静岡大学理学部物理学科)
     音の共鳴実験、超指向性スピーカー・骨伝導スピーカーの
    実験、光の回折・赤外線を見る実験・紫外線を使って物を見
    る実験など。
  「酵母の秘密を教えます - 発酵の仕組み -
     (瓜谷眞裕 静岡大学理学部化学科)
     パンやお酒に欠かせない酵母は私たちの食生活だけでなく、
    生命科学の発展に大きく貢献もしてきました。そんな酵母に
    ついてのやさしい話と培養と発酵についての簡単な実験を行
    います。
  「味覚ふしぎ体験
     (竹内浩昭 静岡大学理学部生物科学科)
     超すっぱいはずの100%レモンジュースが甘味タップリ飲料
    に、砂糖が砂粒に、チョコレートが粘土に変わる味覚ふしぎ
    体験。
  「地球の中はカチカチ?ドロドロ?
     (生田領野 静岡大学理学部地球科学科)
     地球の山や海などの地形はどうやってできるのでしょう?
    それは地球の中の岩石の性質に関係しています。スライム作
    りを通して実感してみましょう。

(3)キャリアデザインワークショップ:8月21日(金)13:00-16:00
  知っているようで意外と知らない理系の仕事。理系の仕事とはどのようなものか、どのような楽しさがあるのか、どうしたら理系の仕事に就けるのか、などについて3名の講師に紹介してもらいます。質問の時間もあるので、聞きたいことは何でも聞いてください。定員は80人。中学生および高校生を想定していますが、特に意欲がある方ならどなたでも結構です。保護者・学校関係者の参加も歓迎します。

  「魅力ある生き物たち
     (佐々木彰央 静岡県自然史博物館ネットワーク)
     高校時代、とある先生との出会いをきっかけに生き物の魅力
    にとりつかれました。それからというもの景色や地図を眺める
    と、そこにはどんな生き物がいるのか、いつも考えてしまうよ
    うになっていました。そして、生き物に携わる多くの人や先輩
    と出会い、現在の仕事を選ぶきっかけとなった恩師に出会いま
    した。そんな今までの経験と体験、そして生き物への思いにつ
    いてお話しいたします。
  「日々成長する自分を楽しむ。〜未熟は成長の最大のチャンス〜
     (阿部紗織 静岡大学技術部)
     サイエンススクールに参加された学生さんの中には、将来理
    系の仕事に就きたいと考えておられる方もいらっしゃると思い
    ます。理系の仕事とは一口に言っても、様々な職業があります。
    その中でも、大学の技術職員という仕事を取り上げ、皆さんに
    その仕事の内容や魅力についてお伝えしたいと考えております。
    さらに私が就職直後に直面した挫折から学んだ、大学の技術職
    員を含め、理系の仕事をする人にとって必要なものについて新
    人の目線からお話したいと思っております。
  「昔の人の骨を化学分析する面白さ
     (日下宗一郎 ふじのくに地球環境史ミュージアム)
     私は、昔の人の骨の標本を調べることで、昔の人がどのよう
    な食べ物を食べていたのか、どこから来たのかについて研究し
    ています。このことを明らかにするためには、文系の考古学的
    な知識だけではなく、理系の生物や化学の知識が必要となりま
    す。私が、人の骨の分析に興味を抱くようになったきっかけと、
    研究者に至るまでの経験についてお話します。また、平成27年
    度末にオープンする県立博物館「ふじのくに地球環境史ミュー
    ジアム」でのお仕事についてもご紹介します。

受講料:
  無料
応募締切:
  2015年7月31日(金)必着

応募方法:
  「(1) サイエンスワークショップ 8/17〜20」受講希望者は、書類をそろえて静岡サイエンススクール運営委員会に郵送して下さい。
  「(2) プレ・サイエンスワークショップ 8/21」や「(3) キャリアデザインワークショップ 8/21」のみの参加を希望される方は事前申し込み不要ですが、会場の都合で当日参加できない場合がありますので、予めご了承ください。
  なお、申込み多数の場合は、書類審査で選抜します。

問合せ先:
    静岡大学理学部 静岡サイエンススクール運営委員会
    〒422-8529 静岡市駿河区大谷836
    TEL: 054-238-3080 FAX: 054-238-6351
    E-mail:office@ipc.shizuoka.ac.jp
    URL:http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/

プログラム詳細・参加申込書は、

こちらをダウンロードください。

「サイエンス・サマープログラム2015」募集要項・参加申込書

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