ホーム > 応募内容  >  【終了 archive7】2014(平成26)年度「静岡サイエンススクール」既習者 Step Up

2014(平成26)年度 既習者Step Up 募集要項

応募資格:

  2010〜2013年にステップ1とステップ2を受講した方(SSS-Step1-2既習者)またはサイエンス・サマープログラム2013サイエンスワークショップを受講した方(SSS-SSP2013SWS既習者)で、年間を通して静岡大学に来校し、サイエンスワークショップをはじめとする各プログラムを受けられる高校生(下記参照)。ステップ終了後、次年度以降に上位のステップに進む意志のあることを前提とします。静岡大学に来校できるなら、県内・県外を問わず、どの地域からでも参加できます。

費 用:

無料。ただし、静岡大学までの交通費は個人負担です(交通費の補助制度あり)。午前と午後にまたがる場合は、各自、昼食のご用意をお願いします。

対象学年、募集定員、出校日:

ステップ3:高校1年~3年 10名程度

入校式(サイエンススペシャルレクチャーを行う)
    2014年5月25日(日) 13:00-16:00(予定)

ワークショップ

 あらかじめ決められたテーマを指導教員について研究・学習を行ないます。内容は大学の卒業研究程度で、目標は研究会や学会での発表です。テーマごとに異なる講座開催日時は、入校式の日に、担当教員と受講生で相談して決めます。

 なお、すべての受講生には3月に成果発表会を行ってもらいます。

選択可能なテーマ一覧(予定)

テーマA1:X線で見る酸化物超伝導体 

(嶋田大介 理学部・物理学科・准教授)

この講座では、同じ条件で酸化物超伝導体を作り、電気炉で焼く条件を変えていくつかの試料を作ります。それぞれの試料のX線回折実験や電気抵抗の温度変化を測定し結果の違いを比較します。

テーマA2:分裂酵母のサイクリン依存プロテインキナーゼの局在変化

(瓜谷眞裕 理学部・化学科・教授)

分裂酵母は出芽酵母と同様、酵母の一種ですが、出芽ではなく分裂で増殖する酵母です。分裂様式が高等動植物に似ているので、細胞増殖の研究によく使われています。ここでは、細胞増殖を止めて休止期に入る過程と休止期での生存維持の仕組みを研究します。サイクリン依存プロテインキナーゼ(CDK)という増殖の推進に必要なタンパク質に着目して研究を進めます。さまざまな遺伝子変異株について、蛍光顕微鏡でCDKの局在を観察します。

テーマA3:DNA の抽出どこまでできる?

(天野豊己 理学部・生物科学科・准教授)

植物からDNAを取りだしてPCRで光合成に大事な遺伝子の増幅をおこないます。全然違う種類の野草から取り出したDNAは同じ配列なのでしょうか違う配列なのでしょうか。いろいろな野草といろいろな遺伝子について比較をしてみます。

テーマA4:遺伝子組み換え技術をつかって、遺伝子の働きを探る

(木嵜暁子 理学部・生物科学科・准教授)

この講座では、遺伝子導入の技術を使って植物の遺伝子の働きを調べる方法を学び、体験してもらいます。遺伝子組み換えを実際に体験してもらうとともに、遺伝子が植物のどこで、どのように働いているかを調べる方法を学び、体験してもらいます。

テーマA5:神経行動学入門:動物は何を感じ・何を考え・どのように動くのか?

(竹内浩昭 理学部・生物科学科・教授)

カラス,ヒヨコ,アホロートル(メキシコサンショウウオ)などを対象とした観察や実験を通じて、動物が何を感じ・何を考え・どのように動くのかを調べる神経行動学研究を体験してもらいます。

テーマA6:人工地震波で見る東海地方

(生田領野・理学部・地球科学科・講師)

地震は人の生活に危害を及ぼす天災ですが、微弱な地震の波は、地球の内部を診ることに利用できます。この講座では、静岡県と愛知県に設置した人工震源装置から発生する地震の波を使い、将来南海トラフの巨大地震が起こると言われている東海地方の地下で地殻の状態が変化していく様子を捉える事に挑戦します。

 

サイエンススペシャルレクチャー  

2014年5月25日(日)(入校式のオープニングとして開催)

「超伝導の世界」(嶋田大介 静岡大学理学部・准教授)

キャリアデザインワークショップ  

11月16日(日) 静大祭期間中 14:00-16:00 (予定)

テーマ別研究成果発表会  
    2015年3月8日(日) 12:30-15:30(予定)
    (ステップ3の受講生が発表)

修了式
    2015年3月8日(日) 15:30-16:00(予定)

 

 

PDF応募フォーム 

 

応募方法:

 以下の書類をそろえて下記に郵送して下さい。申込書は下記に請求するか、静岡サイエンススクールのホームページよりダウンロードしてください(http://www.mirai-sss.jp/)。なお、個人情報は厳正に管理します。
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
静岡大学理学部総務係内 静岡サイエンススクール運営委員会宛

必要な書類

・所定の申込書に必要事項を記入したもの(申込書本HPよりダウンロードできます)
・自分の住所と宛名を書いた返信用の封筒(定型・82円分の切手貼付)

応募締切:

 平成26年4月18日(金)(消印有効)

選抜方法:

 書類審査で選抜します。

選抜結果:

 応募者全員に郵送で選抜結果をお知らせします。

交通費の補助について

 経済的に困難な方には交通費を全額補助します。経済的困難の基準は、就学援助あるいは諸会費の免除を受けていることとします。受講決定後に、それぞれを受けていることの証明書類を提出していただきます。遠隔地の方には、交通費の一部を補助します。基準は、鉄道を往復で100km以上の場所(居住地または在学校)から静岡大学へ通うこととします。補助の対象は受講者のみで、同伴者は対象外です。交通費が対象で、宿泊費は対象外です。補助を希望する方は、申込書の所定欄にその旨、記入してください。

その他

静岡サイエンススクールの受講を認められた方は、必ず入校式に出席してください。この日にテーマ別開講日程の調整をするので、あらかじめ自分のスケジュールを確認してきてください。

入校式:

日時:2014年5月25日(日) 13:00-16:00(予定)
場所:静岡大学理学部A棟2階大会議室(A209室)
持ち物:筆記用具、受講許可書
入校式の予定:
・事務手続き
・今後の予定と注意事項などの説明
・静岡サイエンススクール長のあいさつ
・サイエンススペシャルレクチャー(嶋田大介 静岡大学理学部・准教授)
・レポート作成
・解散

静岡大学へのアクセス

バ ス:JR 静岡駅北口からの乗車
しずてつジャストラインバスJR静岡駅北口バスターミナル8番乗場から「静岡大学」又は「東大谷」行きに乗車し、「静岡大学」又は「静大片山」下車(1時間に5~6本運行・料金290円・所要時間約20分(交通事情により変動あり))
バス停から静岡大学理学部には、徒歩で約10分。
タクシー:静岡駅北口または南口から15分程度。大学構内の地図は次の静岡大学のホームページを参照。http://www.shizuoka.ac.jp/access/map_shizuoka.html

問い合わせ先

静岡大学理学部総務係内 静岡サイエンススクール運営委員会
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
Tel: 054-238-3080 Fax: 054-238-6351 e-mail: office@mirai-sss.jp(@を小文字に変えてお送り下さい。)
TEL: 054-238-4761(瓜谷)、054-238-4773(竹内)、054-238-4742(嶋田)

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